12月3日(土)

 起きるのが遅い土曜日はチンタラやっているとすぐに夕方になってしまう。
 今日も遅く起きて、チンタラしてたら14:00を過ぎてしまった。
 どうする。今日もグレホに行くつもりだったがこんな時間になってしまい、最近の傾向からすると、行って沙夜ちゃんがいたとしてもすぐに上がってしまうのではないか。
 なので今日は行くのはやめておこう。沙夜ちゃんが見れるのがほんの数十分だけなら、お金を払って食べる必要はないし。明日にしよう。

 行くのをやめてほかの事をやろうとしたが、全く集中できない。沙夜ちゃんが気になって。
 どうやら車はだれも使っていないらしい。
 はい、わかった!グレホに行こう。わずかな時間でもいいや。このまま家にいても集中できないから、パッと行ってパッと帰ってこよう。

 車でグレートホステスへ。
 駐輪場を見ると、真ん中に沙夜ちゃんの自転車と似たようなのが止めてある。ありゃ違う。
 そして端っこを見ると、沙夜ちゃんの青い自転車が止めてあった。

 歩きながら店内を見てみたが、なんとまあ混雑していること。いつも座る店内が見渡せる席がいっぱいだ。
 入ろうかどうかと考えながら歩いていたら、店内のレジ横にいる沙夜ちゃんがワシに気付き、目が合った。
 そのときの沙夜ちゃん、いささか険しい表情であるように見えた。
 また来たよという落胆か、ドキドキの緊張か。後者でありますように。
 店に入る。案内は若木さん。「お一人様ですか」とワシに言って禁煙席に案内。
 座りたい席はいっぱい。さて若木さんはどの席に連れて行ってくれるのか。ついて行った。
 うん、そこのレジに近い狭い席でいいよ。あれ?そこはよけてしまった。まさか仕切りのジャマな席?そこはかんべん…!
 それらの席も通り過ぎ、店内の見渡せる席の4人がけの席か鏡の向こうの席か、どちらかを選ばせてくれるという。
 ありがとう、若木さん。一人なのに4人がけの席でいいんですね。では座らせていただきます。
 4人がけで広々していて、しかも店内が見渡せて、喫煙席の作業場を中心に動いている沙夜ちゃんがバッチリ見える。

 若木さんに注文を頼む。今日はポテトはやめておいて、メキシカンタコスなるものを頼んでみた。そしてドリンクバー。

 若木さん「ドリンクバー、あちらでご利用ください」

 分かっていると分かっていても丁寧に言ってくれる若木さん。

 店内が見渡せる席で、今日も素敵に働く沙夜ちゃんを見ていた。
 すぐに上がっちゃうかと心配していたが、もうしばらくはいてくれそうだ。来てよかった…。

 ワシの目の前のドリンクバーでのお仕事が多い。
 オレンジジュースを補充するために、小さなパックを大量に抱えてきた。一つ一つを丁寧に補充。
 ワシもドリンクバーに行っておかわりしようとしたが、お忙しい沙夜ちゃんの作業が終わってからにした。
 沙夜ちゃんがドリンクバーのところに行くだびに心配になる。そこでジュースを注げば上がりを意味するからだ。
 でもしばらくは作業を続け、そのお姿をワシに存分に見せてくれた。

 ワシの入店からちょうど1時間後、沙夜ちゃんはコップにアイスコーヒーを注いで控え室に入っていった。
 本日はおしまい。おつかれさまでした。

 私服の沙夜ちゃん、今日もパンツルックだ。まぁ寒いからミニスカは控えているのだろう。
 外に出た沙夜ちゃん、店内をチラリとも見ずに去って行った。
 これが普通なのだ。あのときのように店内を見ながら歩くってことは通常はやらない。あの時はホントに特殊。
 とまあこれも含め、今日は沙夜ちゃんのワシに対する明らかな視線はゼロ。車で来るとホントいいことない。

 どうする…。今後どうするよ。
 本当にこのまま終わってしまうぞ。

 もうすぐ2年が経過する…。

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