３月１４日(日)
西武ドームへ野球観戦の日。ここのグレートホステスの近くにある電車の駅を利用して行くので、出発前に沙夜ちゃんを見に行こうとした。
外から見た感じ、沙夜ちゃんはいない様子。人気キャラ｢マヨ次郎｣の自転車もない。今日はお休みかな。 時間はまだ１０：３０。西武ドームに行くにはまだ早かったので、もう少し外から様子を見ようとしたが、なんせこの日は先着３，０００名にカブレラ人形が配られるので、とりあえず出発した。
野球観戦が終わり、最寄駅からグレートホステスへ。店内を見てみると…沙夜ちゃんがいた！ハラ減っていなかったが迷わず入ることを決意。しかも、店の外のワシを見ている。目が合った。やったー！
さあ、沙夜ちゃんのご案内だ…と思ったら、沙夜ちゃんがいなくなっている。違う人の案内で席に着いた。 辺りを見回しても一向に気配がしない。ワシが来たのを見て帰っちゃった？帰るにしても、ワシに気があるなら案内だけでもしてくれたっていいのに。
違う人が注文を取りに来て、「ピッツァマルゲリータ」を頼んだ。ワシを見たとたんに帰ってしまうなんて、こんな最悪な一週間の始まりなんていやだよ。今週は長いよコリャ。
店員さんが来た。「伝票送信の機械が故障してまして、注文が厨房に伝わってなかったんですよ。なのでこれからピッツァマルゲリータを焼くのですが、お待ちいただけますでしょうか…」。
んなことはどうでもいいんだよ。沙夜ちゃんが現れるまで何時間でも待ってやるんだよ。だから沙夜ちゃんを早く出しておくれ…。
それでも先に出てきたのはピッツァマルゲリータだった。作るのが遅れたのに先に出てきた。沙夜ちゃんはもう帰っちゃったのだろう。トホホ…。
ピッツァをがぶりと食べていた。すると、沙夜ちゃんが出てきた。とりあえずは安心。
しかし３０分も何してたの？休憩かな？それはいいけど、案内ぐらいしてクレヨン。
沙夜ちゃんが出てきて冷静になったところで思い出したのだが、この日ワシが入店すると、ほかのウエイトレスがワシの存在にそわそわしているようだった。「ほら、あの人だよ…」とか話しているような感じだった。二人でワシを見るものあり、影からワシを見るものあり、食べ物を運びながら嫉妬っぽい目でにらむものあり。しまいにはウエイトレスに案内されて厨房の野郎まで出てきてワシを見た。もしかしたら、沙夜ちゃんを見に来てるのが店内に広まっているのか？これはいい傾向なのか悪いのか。
そんなことはお構いなしに、ピッツァマルゲリータをチョコチョコかじりながら時間を稼いだ。沙夜ちゃんを見ていた。
そうしているうちにもう１８：００。そろそろ出よう。席を立つ。しかしまた沙夜ちゃんはレジに行ってくれない。まあ運ぶのが先だから仕方ない。
羊さんにレジをしてもらう(発音がおかしいからこの人たぶん日本人じゃないな)。お店を出る。しかし今日は 「ありがとうございました」と普通の声で言った。大きな声ではなかった。
いろんなことがあり、複雑な気持ちで駐輪場へ歩いた。そして沙夜ちゃんの自転車を写真におさめた。
自転車に乗り出発。店内を見たら沙夜ちゃんが食べ物を運びながらもこちらを見ている。しばらく見つめあうことができた。ありがとう。
さて、来週は土曜日しかいけない。今のところはいい出来事が続いているような感じだが、何もない日だっていずれあるだろう。そんな恐怖感を感じつつ、また一週間が経過するのをじっと待つしだいである。