12月31日(大晦日)
今年最後の日がやってきた。
振り返ってみれば、やっとの思いでアクションを起こすも撃沈され、状況を持ち直そうとまた同じように通い、本当に以前と同じようになった。
つまり、波乱の年だったと言いたいのに、波乱になる前に沈静化してまた平淡な年になってしまったのだ。
ここにきて沙夜ちゃんがやめてしまったかもしれないという、いつにも増して不安な状況になった。
まだ可能性があるうちはあきらめないので、大晦日の今日も行くことに。
車でグレートホステスへ。
駐輪場に沙夜ちゃんの自転車はない。
車を止めて店内を見る。
最近よく見るロシア人みたいなウエイトレスさん、そして土曜日ということで若木さんが働いておられる!
年末の挨拶も兼ねて入ろうか…。
でももうしばらく店内の様子を見ることにした。
沙夜ちゃんは、いる気配もこれから来る気配もない。
まぁワシもいろいろやることがあるし、今日もおとなしく退散しよう…。
………。
沙夜ちゃんがいない。
まずい。今度こそ本当にやめてしまったかもしれない。
こんなに何回も行って一度も会えないなんて異常事態だ。
もうここに来ても沙夜ちゃんがいるような気がしない。
別れも告げずに去ってしまったか…?
そりゃ、やめてもワシには何も言わないだろうけど。
でもワシに心の準備ができていない。
沙夜ちゃんがいない生活など全く考えていない。
いや、一緒に住んでるわけじゃないからその言い方はおかしいが。
でも、あきらめなきゃいけないときはいつかは来る…。
そのときがいよいよ来たってことか。
覚悟は常にしてるけどさ…。
僕の頭の中に、今までの出来事が懐かしくよみがえってくるという現象は起きない。
それはまだ終わっていないという意味なのだと信じよう。
年が明ければ、沙夜ちゃんを知ってから2年がたつ。