8月29日(日)

 家で朝飯を食った直後にグレートホステスへ。入店前から満腹である。
 見た感じでは沙夜ちゃんはいなさそう。でもとりあえず入る。
 軽くバレンシアシーフードサラダとドリンクバーを頼む。これなら1,000円かからないし、今の腹にはちょうどいい。
 ドリンクバーをとりに行く。しかしグラスがない。グラスを入れるかごが空っぽなのだ。席に戻り、補充を待つ。
 グラスを補充してくれたのは…沙夜ちゃん!いました〜!
 この日の沙夜ちゃんは禁煙席と喫煙席の両方を行き来する忙しさ。ワシの近くも何度も通った。
 久しぶりに沙夜ちゃんの顔をはっきり見てみよう。メガネをかけて沙夜ちゃんを見た。
 顔が違うな…。
 最初に見た「メチャクチャかわいい」顔ではなかった。当初は正面からではなく斜め横から見ることが多かった。見る角度でこうも違うものか?
 でもね、沙夜ちゃんであることには変わりないんだよ。沙夜ちゃんというだけで好きなのさ。
 1時間半くらいいて席を立つ。レジに向かう。だれもいなくて少し待たされる。沙夜ちゃんが来てくれるか?しかしそうなると緊張して症状が起きるかもしれないので違う人でいいよ。早くだれか来てくれ!亀島さん気づいてよ。そこの介入しないおチビちゃんでもいいよ。
 なことをしていたら、ほかの客の注文をとり終えた沙夜ちゃんがやってきて、ゆっくりお盆を置いてレジに立った。うむ、以前のように真っ先に飛んでくるというような来かたはしなくなったな。悲しい。でもゆっくりお盆を置いてというのもなんか意味ありげな。客に失礼だよね。でもワシにはそうした。そう、沙夜ちゃんにとってワシはもはや客ではない、特別なものなのだ。そう考えるとしよう。
 いやいや沙夜ちゃんのレジというのも実に久しぶり。緊張したが症状は特に起きそうにならず。薬が効いてる。
 「ありがとうございました」
 何の変哲もない接客でワシを送り出した。
 7月は一度も会わなかったが、8月は5度ある日曜のうち4度会うことができた。沙夜ちゃん復活である。
 9月はどんな月になるかな?一刻も早い進展を願う。

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